三者会談

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FP&A JAPAN設立の意図と背景

司会:では3者会談を始めたいと思います。最初に小池CEOから、
会社設立の意図と背景をお話しいただけますか。

小池(CEO): はい。まず大前提として、私たちは、
経営層と事業現場の橋渡しをすることで、
経営者の方に意思決定を「速く」「正しく」「実行につながる」ものに変え、企業価値を最大化することをサポートする会社です。
具体的には、ファイナンス(財務・管理会計)/税務/マーケティング(事業)の3つを統合して、施策ごとに「実行価値」と「キャッシュ影響」を1つのモデルで可視化してまいります。

司会:それによって意思決定のスピードを上げる、ということですね。

小池(CEO): はい。具体的には、ファイナンス(CFO)と
執行(COO)、CEOが一体で議論・判断できる材料を作成
し、
最終的な経営判断のスピードを上げるお手伝いをします。
それに加えて、もう一つ大事なのが投資判断のお手伝いです。
世の中の流れとして、利益や税引後利益を重視する傾向から、
企業はどうしてもコスト削減に寄りがちになります。
しかしながら、それでは縮小均衡に陥り、
適正な企業成長は成し遂げられません。
我々は、投資と削減のバランスを一つの軸で提案して、
単なるコスト削減に陥らず、企業価値向上を目指せる経営判断をサポートしたいと思います。
そのための税務面やマーケティング領域でのお手伝いも可能です。

管理会計(FP&A)を「経営に効くもの」にする条件

司会:では今度は、榎並CFOに「経営に効く、管理会計」のポイントをお聞きします。

榎並(CFO):はい。管理会計(FP&A)を実用的にするポイントは大きく3つあります。 それは、「未来思考」「リアルタイム」「共通言語」の3つです。 まず最初に、「未来思考」管理会計は意思決定の支援ですから、 将来数値やシナリオ中心であるべきです。 過去実績は土台ですが、事実確認で終わらせず、 将来の影響と打ち手につなげることが重要です。 2つ目が、「リアルタイム」意思決定情報としての数字は鮮度が命です。 遅いと打ち手の時間がなくなりますし、 状況変化に追随できず誤った判断につながりかねません。 3つ目が「共通言語」管理会計では、ファイナンス視点だけで数字を作りがちですが、 そうではなく、経営と現場が腹落ちできるKPIにして、同じ言葉で意思決定できる状態を作ることが大事です。

司会:実効的な管理会計には、「共通言語」ここが肝ですね。

榎並(CFO): イメージで言うと、カーナビです。 ドライバーが必要なのは、「ここまで走った時間(過去情報)」より「到着予定時刻(将来情報)」ですよね。 その情報がタイムリーに分かるから、ドライバーは、ルート変更など意思決定ができる。 そして、同乗者も同じ情報(共通言語)を見れば、意思決定に参加できます。管理会計も同じです。

司会:なるほど、カーナビの例は「共通言語」をより理解しやすいですね。

税務が入る意味:税引後キャッシュと税務リスク

司会:続いて税務の視点で、渡辺税務アドバイザーにお話しいただきます。

渡辺(税務アドバイザー): はい。税務の専門家としてFP&Aプロセスに入り、
経営判断とキャッシュ創出を同時に実現する支援をしたいと思っています。
ポイントは2つあります。
1つ目は「税金まで織り込んだ「税引後キャッシュ」のシナリオ化」です。
法人税・消費税など、企業にとって大きい税負担を踏まえると、
「税引後に使えるお金」を早期に可視化する必要がある。
我々は、その面でのサポートが可能です。
2つ目は「投資判断や事業判断における税務」です。
税務は取り扱いを誤ると後で高額負担になったりするので、事前に将来起こり得る税務影響を提示し、優遇税制も含めて、意思決定の質を上げたい。特にM&Aや事業承継などは複雑ですので、その点もサポートさせていただきます。

FP&A JAPANのユニークネス

司会:ここからはフリートークで、FP&A JAPANならではのユニークネスと、将来目指すところを伺います。まず小池さんから。

小池(CEO): はい。多くの企業でFP&Aを担当する部署が存在するのに課題として挙げられるのは、FP&A担当部署が判断材料のKPIや数字を提出しているのに経営の意思決定が遅いことでした。
原因は、KPIが「経営のドライバー」ではなく、
「単なる科目の確認」になっていて、
KPIが動いた時に「どう判断するか」の取説やガイドがないことです。よって、 「ファイナンス(管理&財務会計)・税務・マーケティング(事業)」を一体化して、売上から利益、キャッシュまで因果関係をストーリー化し、責任者が判断できるルールを提供する 必要があります。
この点において、 当社は、この領域の実績を持つ3名(CEO,CFO,税務アドバイザー)が揃っており、
多くのノウハウを蓄積している点を強み
としています。 そして、最終的には「数字を会社の武器にする」サポートが可能です。

司会:なるほど。「ファイナンス・税務」だけでなく「マーケティング」を加える意味はここにあるのですね。

小池(CEO): そうですね。マーケティングは勘定科目で言えば販促費や広告費ですが、その実態は、顧客獲得やブランド向上の“ドライバー”です。
企業の調子が悪くなると販促費は真っ先に削減されがちですが、本当に削るべきかは、
管理会計や財務、税務との兼ね合いでの検証が必要です。
我々は代理店経験者も含めて豊富な実務経験を持っているので、
「ファイナンス(管理・財務会計)・税務 × マーケティング」の三位一体で、投資の最適化を提案できるのが特徴 です。

大手コンサルとの違い

司会:榎並CFOから見たFP&A JAPANのユニークネスはどうでしょう。

榎並(CFO): まず、小さいことが武器です。小さいから小回りが効いて速い。
クライアント側で方向転換が起きても、目的を組み替える必要が出ても、
関係者を巻き込んでクイックに動ける。
もう一つは、管理会計の実務経験があることです。
大手コンサルは実務経験が薄いケースもありますが、
我々は社内でのPMOや推進、現場の力学、巻き込み方も分かる。
だからアウトプットが現場で動きやすい形に落ちやすい。

渡辺(税務アドバイザー): 私も近い意見です。日常的に多くの企業の状況を見ているので、
中小企業がどう意思決定しているかの経験値があります。
税務は“守り”の側面も強いので、“攻め”のマーケティングと、守りの税務リスク管理を両輪にして貢献したいと思います。それと、税務調査は数年後に来るので、将来の税負担まで見据えた手当ても重要です。

まずはQuick Win、そしてその先に

司会: 最後に、従来コンサルにはない当社の長所を、小池CEOにまとめていただけますか。

小池(CEO): はい。我々の強みは、「Quick Win(短期で実行価値)」を出せることです。
ファイナンスなら借入条件の見直し、利息削減、キャッシュフロー改善、
CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)改善、
余資運用や投資判断など、アセスメントして早期に提案できます。
マーケティングではチャネル別ROI分析や予算配分、広告・販促費が財務にどう効くかを可視化することができます。
そしてQuick Winの先に、「最終目標として組織の統合設計(経営企画・事業企画・FP&A・PM・ガバナンスの一体化)を作っていく。CEO・CFO・COOが同じ組織の中で、「共通言語」で即断できる状態を支える」ことを目標にしています。

AI時代に残る価値

榎並(CFO): 将来的な話をすると、業務プロセスにAIがますます浸透するのは不可避だと思います。数字作成やレポーティングは機械化が進む。
だからこそ、最後の「意思決定」を強くする文化や人材を今から育てていきたい。
AIが進んでも、有効な意思決定を支える部分は価値が残るはずです。

小池(CEO): そうですね。目的と言語が揃っていないケースが多いので、統合して共通言語を作る。「使えない数字はいらない。使える数字に変える」。
それとキャッシュ。PL/BS/CSの中でも、
キャッシュフローの重要性はさらに高まるので、税務も含めて一体で支える価値は上がると思います。

渡辺(税務アドバイザー): 中小企業でも、キャッシュに注目している社長は伸びているケースが多いです。
マーケだけ、税務だけ、ではなく、
「攻め(マーケティング)×効果(管理会計)×守り(税務)」の3つが揃って提案できる形は、
これから必要
になってくると思います。

CEO・CFO・COOを、一本の線でつなぐ

司会:FP&A JAPANが、他のコンサルティング会社にはない利点が具体的に見えてきました。また、ユニークネスである“三位一体”をどう具体的に実行していくのか、その道筋が見えてきたと思います。

小池(CEO): はい。繰り返しになりますが、
「ファイナンス・税務・マーケティングの三位一体により、CFOの実態把握を正確な数字でサポートし、事業の業務把握に基づいてCOOの執行を後支えし、CEOの有効で即効性のある意思決定を支援する。」
これが当社の目的であり目標でもあります。

司会: FP&A JAPANの今後の展開が楽しみですね。
本日は、FP&A JAPANのCEO,CFO,税務アドバイザーのお三方にお話しを伺いました。
長時間ありがとうございました。